みんな大好きはたらく乗り物大図鑑
はたらくクルマ EVバス(電気バス)

EVバス(電動バス)とは、電気だけで走るバスです。蓄電池に充電した電力をモーターで駆動して走行します。
EVバスのメリットには、次のようなものがあります。
- 環境負荷が低く、CO2排出量がゼロ
- 静音性や運転性能に優れている
- 停電時に車両を動く蓄電池として活用できる
- 低騒音・低振動で乗客に快適な乗り心地を提供できる
バスを運転するために必要な免許
- 大型自動車第二種免許:総重量11t・最大積載量6.5t・乗車定員30人を超えた大型車を運転するために必須となる免許です。
路線バス

国土交通省より許可を受けた路線を運行するバスのことで、乗合バスとも言います。大型自動車第二種運転免許を持った運転手がひとりで乗務するワンマンバスですが、1970年代前半までは、運賃の収受等を行う車掌が乗車していました。近年は、車いすや高齢者が利用しやすいノンステップバスや環境問題に配慮したハイブリッドバス等、人と環境にやさしいバスの導入が進んでいます

客室の床を通常より高い位置に配置したバスをスーパーハイデッカーと呼びます。視点が高いことから座席からの眺望も良く、観光バスなどに利用されています。床が高い位置にあるので、車内床面にはタイヤの張り出しがなく、2階建車両に近い全高を持ちます。床下は主に荷物室として使用。
連節バス
![国産初の連節バス、大量輸送トレンドにあわせた和製技術の結晶[フォトレポート] | レスポンス(Response.jp)](https://s.response.jp/imgs/thumb_h2/1420518.jpg)
連節バス(れんせつバス)とは、連節バスとは、一度に多くの人を運ぶために車体が2輌以上につながっているバスのことです。トレーラーバス(牽引型バス)とは違い、車体が幌(ほろ)で繋がれているので、各車体を自由に行き来できるのが特徴。アメリカ、カナダ、ヨーロッパほか多くの国で採用されていて2連が中心ですが、ブラジルには3連バスも走っています。日本では神奈川県、千葉県、岐阜県で運行しています二連バスの項を参照。記述によっては連結バスと呼ばれる場合もある。また、その形状と動きから「アコーディオンバス」、「タンデムバス」と称される事もある
連節バスを運転するには、大型二種免許が必要です。けん引免許などの特別な免許は不要です。
連節バスは、連節ターンテーブルで接続されており、半永久的に連節のまま運行されます。2台まとめた状態を「1台の車両」と見なすため、法律上はけん引免許は不要です。
車両の挙動がフルトレーラーに近いことから、運転士にけん引免許を取得させている事業者もあります。
2階建てバス

2層の客室があるバスのこと。乗車定員を増やしたり、2階席の眺望を売りにする目的で使われます。乗客が車内外へ頻繁に出入りする市内路線バスとしては利用しにくいので、日本では高速バスや観光バスとしての採用例が一般的
2階建てオープンバス

2階建てオープンバスとは、2階建てのバスの屋根を取り払ったバスで、開放感にあふれた眺望を楽しむことができます。観光地や都市部で利用されることが多く、街の音やにおい、風など五感でコースを楽しむことができます。
水陸両用バス

水陸両用バスとは、陸上と水上を走行できるバスです。ディーゼルエンジンを搭載し、陸上ではタイヤ、水上ではスクリューで航行します
水陸両用バスに必要な免許は
- 大型または中型自動車運転免許
- ツアーなど事業として運航する場合は、第2種自動車運転免許
- 2級以上の小型船舶免許
- ツアーなど事業として運航する場合は、特定の船舶免許
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